よだかの片想い
2023年2月11日~2月17日
大学院生の前田アイコは、生まれた時から顔のアザと共に生きてきた。 小学生の頃、クラスメイトからそのアザをからかわれたことをきっかけに、アイコは自身の人生の中で、“アザ がある自分”と向き合っていくことになる。そのためアイコは、人間関係や恋愛に対してもどこか一歩引いており、研究室で自分の研究に没頭する日々を過ごしていた。
そんなアイコだったが、出版社に勤務する友人の穂高まりえからの提案で、自身のアザと半生に ついての自伝を出版することになる。インタビューでこれまでの経験を語り、公園での写真撮影に臨むアイコ。本は注目を浴び、にわかにアイコの生活は変わり始める。
偶然、その撮影現場を見かけた縁で、アイコに興味を持ち始めたのが映画監督の飛坂逢太だった。 そして、アイコには知らされぬまま、飛坂と出版社との間では本の映画化の話が進んでいた。映画化には同意できないアイコだったが、まりえからの誘いで、一度飛坂に会ってみることを決意する。アイコの生き方に惹かれた気持ちを真っ直ぐに伝える飛坂。そんな飛坂の言葉に心が動いたアイコは、飛坂の映画を見て涙を流すのだった。
上映期間 | 2023年2月11日~2月17日 |
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上映時間 | 1時間40分 |
監督 | 安川有果 |
出演 | 松井玲奈/中島歩/藤井美菜 |
制作国 | 日本(2021年) |
公式サイト | https://notheroinemovies.com/yodaka/ |