ただいま、つなかん
2023年3月11日~3月17日
3.11 からコロナ禍まで たくさん笑ってたくさん泣いてこころを紡ぐ民宿「つなかん」の物語 宮城県気仙沼市唐桑半島 鮪立(しびたち)。美しい入江を見下ろす高台に民宿「唐桑御殿 つなかん」はあります。100年続く牡蠣の養殖業を営む菅野和享さんと一代さん夫妻は、東日本大震災当時、津波により浸水した自宅を補修し、学生ボランティアの拠点として開放、半年間で延べ500人を受け入れてきました。若者たちに「つなかん」と呼ばれたその場所は夫妻の「皆がいつでも帰ってこられるように」との思いから、2013年の秋に民宿に生まれ変わります。女将となった一代さんは、自慢の牡蠣やワカ メを振る舞い、土地の魅力を自ら発信。そんな「つなかん」に引き寄せられるかのように、次々とこの地に移り住む元ボランテ ィアの若者たち。彼らは海を豊かにする森を育てたり、漁師のための早朝食堂を営んだり、移住者のサポート体制を整えたりと、 地域に根ざしたまちづくりに取り組み始めます。復興のその先を見つめる一代さんと若者たち。そんなある日、海難事故が発生。 養殖業を廃業し、閉じこもりがちになった一代さんを思い、全国各地から「つなかん」に集まってくる元ボランティアや仲間た ち。涙なみだの時を経て、民宿は再開。いつしか若き移住者たちは新しい命を授かり、地域を担う立場となっていきます。そして、コロナ禍による民宿存続の危機の中で迎えた 2021年3月11日。震災から10年という節目を機に、一代さんは大きな一歩 を踏み出そうとしていました。
上映期間 | 2023年3月11日~3月17日 |
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上映時間 | 1時間55分 |
監督 | 風間研一 |
制作国 | 日本(2023年) |
公式サイト | https://tuna-kan.com |