生きて、生きて、生きろ。

2024年7月27日~8月2日

喪失と絶望の中で生きる人々と ともに生きる医療従事者たちの記録———


震災と原発事故から 13 年。福島では、時間を経てから発症する遅発性 PTSD など、こころの病が多発していた。若者の自殺率や児童虐待も増加。メンタルク リニックの院長、蟻塚亮二医師は連日多くの患者たちと向き合い、その声に耳を 傾ける。連携する NPO こころのケアセンターの米倉一磨さんも、こころの不調 を訴える利用者たちの自宅訪問を重ねるなど日々、奔走していた。
津波で夫が行方不明のままの女性、原発事故による避難生活中に息子を自死で失 い自殺未遂を繰り返す男性、避難生活が長引く中、妻が認知症になった夫婦など、患 者や利用者たちのおかれた状況には震災と原発事故の影響が色濃くにじむ。
かつて沖縄で沖縄戦の遅発性 PTSD を診ていた蟻塚医師は、福島でも今後、同じケ ースが増えていくのではと考えていた。
ある日、枕元に行方不明の夫が現れたと話す女性。「生きていていいんだ、という希 望を持った時に人は泣ける」と話す蟻塚さん。米倉さんは、息子を失った男性にジンギ スカンを一緒に焼くことを提案。やがてそれぞれの人々に小さな変化が訪れていく。
喪失感や絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、それを支 える医療従事者たちのドキュメンタリー。


※7/27(土) 監督舞台挨拶決定! 

上映期間 2024年7月27日~8月2日
上映時間 1時間53分
監督 島田陽磨
制作国 日本
制作年 2024
公式サイト http://ikiro.ndn-news.co.jp/