鈴木清順監督生誕100周年記念 東京流れ者 4Kデジタル復元版

2025年3月8日~3月14日

世界に影響を与え続ける傑作が「最高の4K復元版」で公開!


誰にも真似できない斬新な映像美で<清順美学>を築き上げた映画監督、鈴木清順。『ツィゴイネルワイゼン』(80)、『陽炎座』(81)、『夢二』(91)の”浪漫三部作”などで広く知られ、ウォン・カーウァイ、ウェス・アンダーソン、ジム・ジャームッシュ、クエンティン・タランティーノ、パク・チャヌクらの名だたる作家に影響を与えた。なかでも『東京流れ者』(66)は『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフンがベストリストの1位に選び、デイミアン・チャゼルは『ラ・ラ・ランド』で本作にオマージュを捧げるなど、近年ますます世界的に評価が高まっている。

〈ストーリー〉
いちどでいいから あの娘を胸に──
デビュー2年目の渡哲也のフレッシュな魅力と、恋焦がれる松原智恵子の憂いを帯びた名演。魔法的な映像、色の洪水と、いつまでも耳に残るメロディ──永久不滅の美学がいま、「本当の色」でよみがえる。
どこで生きても流れ者──歌が静かに流れてゆく。哲は決心していた。ヤクザを辞め、恋仲の歌手・千春と結婚することを。敵対する大塚組に襲われても哲は決してやり返さなかった。しかし、哲のボス・倉田とライバル大塚の抗争は次第に激化。大塚は殺し屋“マムシの辰”を雇い、哲を執拗に追い回す。争いを避ける哲は東京から流れ日本各地を転々とするも、行く先々でトラブルに巻き込まれる。破る この地獄を──殺し屋・辰とのやり合い、倉田と大塚の抗争…その影がついに恋人・千春に落ちたとき、哀しきペールブルーのスーツを纏う”不死鳥の哲”が、ネオン輝く東京の夜に舞い戻る。


(C)1966 日活株式会社

上映期間 2025年3月8日~3月14日
上映時間 1時間23分
監督 鈴木清順
出演 渡哲也/松原智恵子/二谷英明/川地民夫
制作国 日本
制作年 1966
公式サイト https://www.nikkatsu.com/movie/info/detail/aa0urrfxl1h1w4ym.html