デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で

近日公開

グラムロックの「革命児」から世界の「大スター」へ:序章


音楽史における最も革新的で影響力のあるアーティストの一人、デヴィッド・ボウイ。後に妻となるアンジーは、当時、マーキュリー・レコーズの大学生のインターンながら、ボウイとの契約を命じられ、見事締結。舞台衣装からボウイの見せ方まで全てを仕切る。エレキギターのティム・レンウィックは、「ボウイをロックスターにしようなんて誰も考えていなかった」という当初から、生の会場で熱い公演をする自信がなかったボウイをサポート。ドラムのウッディ・ウッドマンゼイらは、ボウイの個性的で感傷的な特別な曲を聴き、「僕たちの仕事はこれをロック風に演奏すること」と最高のアレンジを施した。

演劇的なバックグラウンドを持つボウイは1972年には『ジギー・スターダスト』をリリース、架空のロックスター「ジギー」となり、ステージでの奇抜な衣装やメイク、パフォーマンスによってファンの間で神格化されていった矢先、ベースのトレヴァー・ボルダーが「いまだに納得いかない」というアルバムをボウイが制作し、ボウイは1973年7月3日のイギリスでの最終公演を最後に「ジギー」終焉を宣言。デヴィッド・ボウイを初期から支えていたバックバンド「スパイダーズ・フロム・マーズ」も解散させられてしまい…


©SHORELINE ENTERTAINMENT

上映期間 近日公開
上映時間 1時間
監督 The Creative Picture Company
出演 デヴィッド・ボウイ/スパイダーズ・フロム・マーズ(以上、アーカイブ)/トレヴァー・ボルダー/ウッディ・ウッドマンゼイ/アンジー・ボウイ/ティム・レンウィック/ハービー・フラワーズ/ジェフ・グリフィン
制作国 イギリス
制作年 2007
公式サイト https://davidbowiedoc.com/