愛と哀しみのボレロ -デジタル・リマスター版-

魂が震える世代を越えた愛の物語――
2024年ヴェネツィア国際映画祭で監督・ばんざい！賞を受賞、今も活躍し続ける巨匠クロード・ルルーシュ奇跡の一作


複数の登場人物たちにより並行したストーリーが展開される群像劇。第二次世界大戦から始まり、登場人物たちが世代を越え思わぬ形で交錯する様は、人生の残酷さ、数奇さ、そして愛おしさを感じさせる。
物語を彩る美しい音楽を担当したのは、ミシェル・ルグラン（『シェルブールの雨傘』）とフランシス・レイ（『男と女』）。さらにバレエ界の鬼才モーリス・ベジャールが本作の振り付けを担当し、天才バレエダンサー、ジョルジュ・ドンが踊り舞う。


時代は1930年代。フランス、アメリカ、ロシア、ドイツに住むとある四家族は、音楽やバレエなどの芸術に勤しみながら、愛する者たちと日々暮らしていた。しかし、第二次世界大戦が勃発。それぞれが戦禍に巻き込まれ、彼らの運命は交錯していく。そして時代は1980年代まで進み、物語は戦争を生き残った者たちと、その子孫たちへと受け継がれる。時代を超え国境を超え、音楽と共に紡がれる壮大な哀しみと愛の物語。