東京裁判 4Kデジタルリマスター版
2025年8月16日~8月17日

1945年8月に降伏した日本の戦後の運命を決定づけた極東国際軍事裁判の全貌
戦後76年の最後の劇場公開
君は知っているか
敗戦の虚脱と混乱を、そして平和到来の歓喜を
昭和から平成を超え、令和に問いかけてくる、何を裁き、何が裁かれなかったのかを
第二次世界大戦終結から間もない1946年、東京・市ヶ谷で始まった極東国際軍事裁判、いわゆる“東京裁判”。満州事変から太平洋戦争に至る17年8カ月の歴史を問うこの法廷には、東條英機をはじめとする28名の指導者が被告として立ち、世界の注目が集まった。連合国が掲げた「平和に対する罪」という新たな概念と、「個人の戦争責任」をめぐる激しい攻防。裁判の背後には、冷戦構造の影が忍び寄り、天皇の戦争責任が争点から外されるなど、国際政治の思惑も絡み合う。
『人間の條件』『切腹』の小林正樹監督が、アメリカ国防総省が記録した50万フィートものフィルムをもとに5年の歳月をかけて完成させた渾身のドキュメンタリー。1983年の公開時にはベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞するなど、世界的評価を受けた。
このたびの4Kリマスター版では、歴史の現場を見つめるまなざしがいっそう鮮明に。戦争とは何か、責任とは誰にあるのか——。今を生きる私たちに問いを投げかけ続ける、まさに“時代の証言者”たる映画が、スクリーンに甦る。
〈特別料金〉
一般 2,500円/シニア 1,900円/会員・学生 1,700円/障がい者・高校生以下 1,000円(各種割引・回数券・招待券不可)
戦後80年、2025年夏、ユーロスペースほか最後の全国公開
(C)講談社2018
上映期間 | 2025年8月16日~8月17日 |
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上映時間 | 4時間37分(休憩あり) |
監督 | 小林正樹 |
制作国 | 日本 |
制作年 | 1983 |
公式サイト | http://www.tokyosaiban2019.com/ |