ジム・ジャームッシュ レトロスペクティブ

2022年5月14日~5月27日(日替わり上映)

1986年に日本で初めて劇場公開されてから35年の時。インディペンデント映画界において、唯一無二の存在として世界中の映画ファンを魅了し続けているジム・ジャームッシュ監督。
ほとり座では7作品を日替わり上映!この貴重な機会を見逃すな!

【特別料金】1,300円均一


●『ストレンジャー・ザン・パラダイス』
[1984/アメリカ・西ドイツ/1時間29分]
出演:ジョン・ルーリー

NYで自由気ままに暮らしていたウィリーはある日、叔母の頼みでハンガリーから渡米した従妹のエヴァを預かることに。初めは噛み合わない2人だったが、同じ時間を過ごすうちに徐々に打ち解けていく。ウィリーの親友、エディも加わり3人の取り留めのない日々が始まった。

●『ミステリー・トレイン』
[1989/アメリカ・日本/1時間50分]
出演:工藤夕貴/永瀬正敏

ブルースとソウルとロック、そしてエルヴィス・プレスリーを生んだメンフィスの街を舞台に3つの物語が交差するオムニバス形式の作品。それぞれがそれぞれの場所で、同じ夜汽車を眺め、エルヴィスの「ブルー・ムーン」を聞き、翌朝1発の銃声を耳にする、ワンナイト・ムービー。

●『ナイト・オン・ザ・プラネット』
[1991/アメリカ/2時間8分]
出演:ウィノナ・ライダー

ロサンゼルス、NY、パリ、ローマ、ヘルシンキの5つの都市を舞台に、タクシーの車内で展開される、運転手と客との巡り合いをオムニバス形式で描く。地球という同じ星、同じ夜空のもと、それぞれ違ったストーリーが繰り広げられていく。

●『コーヒー&シガレッツ』
[2003/アメリカ/1時間37分]
出演:ロベルト・ベニーニ

コーヒーとタバコを囲みながら繰り広げられる、11のエピソードを綴った珠玉の短編集。個性豊かなジャームッシュ作品の常連俳優やミュージシャン、コメディアンや無名の新人までが登場し、それぞれが思い思いの話を展開していく。

●『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』
[2013/アメリカ・イギリス・ドイツ/2時間3分]
出演:トム・ヒドルストン/ティルダ・スウィントン

アダムとイヴという名を持つ2人の吸血鬼を主人公に描く、異色のラブ・ストーリー。スマホやインターネットを使いこなす彼らは、血を吸うために人間を襲うようなことはせず、現代の街でひっそりと暮らしている。しかし、イヴの妹エヴァが現れたことによって、平穏な生活は終わりを告げることとなる。

●『パターソン』
[2016/アメリカ/1時間58分]
出演:アダム・ドライバー

ニュージャージー州のパターソンという街に住む、パターソンという名の男の7日間の物語。バスの運転手をしながら詩を書きためる彼は、妻のローラ、愛犬のマーヴィンと共に、何気ない毎日を過ごしている。一見代わり映えのしないパターソンの日常をユニークな人々との交流と、思いがけない出会いとともに描く。

●『デッド・ドント・ダイ』
[2019/スウェーデン・アメリカ/1時44分]
出演:ビル・マーレイ/アダム・ドライバー

警察官が3人しかいないアメリカの田舎町、センターヴィル。ある日、ウェイトレスが内臓を食いちぎられる怪事件が発生する。気付けば町はゾンビで溢れかえり、3人の警官たちは町民を守るため、ゾンビに立ち向かう。ジャームッシュ作品ではお馴染みのキャストが大集合した豪華なオフビートゾンビ映画。

上映期間 2022年5月14日~5月27日(日替わり上映)
監督 ジム・ジャームッシュ
公式サイト https://longride.jp/jimjarmusch/