オオカミの家+骨

2023年10月14日〜10月27日

チリの2人組監督クリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャの初長編作品で、ピノチェト軍事政権下のチリに実在したコミューン「コロニア・ディグニダ」に着想を得て制作したストップモーションアニメ。

美しい山に囲まれたチリ南部で、「助けあって幸せに」をモットーに掲げて暮らすドイツ人集落。動物が大好きな少女マリアは、ブタを逃してしまったために厳しい罰を受け、耐えきれず集落から脱走する。森の中の一軒家に逃げ込んだ彼女は、そこで出会った2匹の子ブタにペドロとアナと名づけて世話をするが、やがて森の奥からマリアを探すオオカミの声が聞こえてくる。マリアがおびえていると子ブタは恐ろしい姿に変わり、家は悪夢のような世界と化す。

2018年・第68回ベルリン国際映画祭フォーラム部門でカリガリ映画賞、第42回アヌシー国際アニメーション映画祭で審査員賞を受賞した。

同監督による短編『骨』を同時上映。

ほとり座チケットカウンターにクリアファイル付き前売り券(¥1,500)販売中(10月13日(金)まで)

上映期間 2023年10月14日〜10月27日
上映時間 1時間14分
監督 クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ
制作国 チリ
制作年 2018年
公式サイト http://www.zaziefilms.com/lacasalobo/