『映画 ◯月◯日、区長になる女。』舞台挨拶《詳細》
2024年5月18日(土)
人口57万人、有権者数47万人という規模の区長選にも関わらず、わずか187票差で決着した2022年 杉並区長選挙。この選挙に立候補し現職を破った岸本聡子と彼女を草の根で支えた住民たちに密着したドキュメンタリー。
監督は杉並区在住の劇作家・演出家ぺヤンヌマキ。彼女が長年住むアパートが道路拡張計画により立ち退きの危機にあることを知り、止める方法を自身で調べ動き始めたのが本作制作のきっかけとなった。
【日時】
5/18(土)15:50 上映後
【登壇者】
ペヤンヌマキ監督
【料金】
一般料金(各種割引適用可、招待券使用不可)
※ムビチケカード・ムビチケ前売券(オンライン)も使用不可。
【ご予約】
ほとり座HP予約フォーム: https://hotori.jp/schedule
電話予約:076-422-0821
【監督 ペヤンヌマキ コメント】
こんにちは、杉並区に住んで20年になるペヤンヌマキです。
私が住んでいる閑静な住宅街に大きな道路を通す計画があることを知りました。計画が進むと私の家は立ち退きになってしまいます。自分のことに精一杯で社会問題のことなんてちっとも考えてこなかった私ですが、自分の住まいが奪われる危機に直面して初めて、政治や選挙が私たちの生活につながっていることに気づきました。そして・・・カメラを回し始めました。投票率を少しでも上げるために。
本当は、猫とまったりお昼寝したり、お気に入りの川沿いを散歩してバードウォッチングを楽しんだりしていたかっただけなんです。だけど黙っていたら、この生活が奪われてしまう。もう黙っちゃいられない!
これは現在私に起きていることであり、杉並区で起きていることであり、どこでも誰にでも起こりうること。
【監督プロフィール】
劇作家・演出家/演劇ユニット「ブス会*」主宰
現代に生きる女性のリアルをシニカルさと優しさが共存する視点で描き続けてきた。
また脚本家としてテレビドラマなどの映像作品も手がける。
舞台『女のみち』シリーズ、『お母さんが一緒』(第60回岸田國士戯曲賞最終候補作品)、『The VOICE』、明後日プロデュース『ピエタ』、テレビドラマとして『来世ではちゃんとします』シリーズ(テレビ東京)、『特集ドラマ 雨の日』(NHK総合)、『有村架純の撮休』『竹内涼真の撮休』(WOWOW)など。