『いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム』伊勢真一監督 舞台挨拶〈詳細〉

2022年6月18日(土)

『いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム』伊勢真一監督
舞台挨拶登壇が決定!

2022/6/18(土)・19(日)
上映/12:20
舞台挨拶/14:00頃~
ゲスト/伊勢真一 監督
会場/ほとり座 シネマホール

〈作品紹介〉
戦時中、日本はアジア各地を占領し植民地解放を謳った。記録映画編集者・伊勢長之助(1912〜1973)は、「文化戦線」の一員としてインドネシアに渡り、大東亜共栄圏という名目でプロパガンダ映画を創った。長之助の長男・伊勢真一(ドキュメンタリー映像作家)は、父たちがどんな思いで国策映画を手がけたのかを知るために、30年程前から取材を始める。
父の足跡と父たちが創った“幻のフィルム”の行方を追う長い旅。やがて、その旅に伊勢真一の長男・伊勢朋矢(ディレクター)、長女・伊勢佳世(俳優)も参加する。父から子へ、そして孫へ、時代の記憶が手渡されていく。
オランダで発見されたその国策映画は、およそ130本。日本未公開の貴重なフィルムである(『隣組』『東亜のよい子供』『防衛義勇軍』『ロームシャ』『マラリア撲滅』等)。


 

伊勢真一(ドキュメンタリー映像作家)
1949年東京生まれ。日常をふんわりと映し出す映像の中に生きることの素晴らしさが込められた独特の作風で知られる。『奈緒ちゃん』『えんとこ』をはじめ長年にわたり数多くのヒューマンドキュメンタリーを自主制作・自主上映で創り続けている。近作は『えんとこの歌ー寝たきり歌人・遠藤滋』で毎日映画コンクール・ドキュメンタリー賞、文化庁映画賞を受賞した。