『イサドラの子どもたち』ダミアン・マニヴェル監督 舞台挨拶〈詳細〉

2022年9月24日(土)

『イサドラの子どもたち』ダミアン・マニヴェル監督 舞台挨拶登壇が決定!

2022/9/24(土)
上映/14:20
舞台挨拶/15:55頃~
ゲスト/ダミアン・マニヴェル 監督
会場/ほとり座 シネマホール

〈作品紹介〉

モダンダンスの始祖として知られるイサドラ・ダンカン(1877~1927)。20 世紀初頭、舞踊の世界に 革命を起こした彼女は、1913 年 4 月、二人の子供を事故で亡くし、その痛みに苦しみながら、亡き子 どもたちに捧げるソロダンス「母」を創り上げた。それから 100 年の時を経て、現代に生きる 4 人の女 性がイサドラの「母」と邂逅する–。『若き詩人』『泳ぎすぎた夜』(五十嵐耕平との共同監督)が話題 を呼んだフランスの俊英ダミアン・マニヴェルが、「母」を通してイサドラとつながる〈子どもたち〉の 物語を、静かな緊張感をもって紡ぎあげる。イサドラの抱えた痛々しくも狂おしい愛が、女たちの身体 を通して呼応し、世紀の時を超え、いま私たちに継承される。


 

ダミアン・マニヴェル
1981年、フランスのブレストに生まれる。コンテンポラリー・ダンサーとして活躍後、ル・フレノワ国立現代アートスタジオにて映画を学ぶ。短編映画により注目を集め、『犬を連れた女』(2011)はジャン・ヴィゴ賞を受賞、短編4作目の『日曜日の朝』(2012)はカンヌ国際映画祭批評家週間短編大賞を受賞した。初長編と なる『若き詩人』(2014)はロカルノ映画祭特別大賞を受賞、2015 年には日本で も劇場公開された。続く『パーク』(2016)はカンヌ国際映画祭に選出。五十嵐耕 平との共同監督による『泳ぎすぎた夜』(2017)ではヴェネチア国際映画祭オリゾ ンティ部門に正式出品されたほか、日本でも劇場公開され大きな話題を呼んだ。本 作『イサドラの子どもたち』ではロカルノ映画祭最優秀監督賞を受賞した他、数々 の賞を受賞・ノミネートされている。