『N・P』リサ・スピリアールト監督 舞台挨拶〈詳細〉

2022年10月9日(日)

『N・P』リサ・スピリアールト監督舞台挨拶登壇が決定!

2022/10/9(日)
上映/12:00
舞台挨拶/13:10頃~
ゲスト/リサ・スピリアールト監督
会場/ほとり座 シネマホール

※ポイント鑑賞・ご招待券のご利用はできません。

〈作品紹介〉
自殺した小説家と子どもたちをめぐる愛の物語が字幕とともに語られる
現代の”サイレント映画”

物語は「N・P」という一冊の本から始まる。著者の高瀬皿男は48歳で自殺を遂げていた。97の短編からなるその小説に、未収録の98話目の存在が明かされる。その98話に描かれていたのは、実の娘に恋する男の話――。それを翻訳していた庄司もまた、自ら命を絶ってしまう。
ある夏、庄司の恋人だった風美は、高瀬が遺した二卵性双生児の姉弟、咲と乙彦と出会う。さらに、庄司の形見の98話目の原稿をねらう女(翠)も現れる。「N・P」によって結びつけられた4人の若者をめぐる特異な愛の物語が、鮮烈な夏の光の中で描かれていく。

吉本ばななの初期作品で、ファンも多い傑作長編『N・P』を、ベルギーを拠点とする映像作家リサ・スピリアールトが映画化。



監督:リサ・スピリアールト

1990年東京都生まれ。ベルギー・ゲントの王立美術アカデミー大学院写真科修了。系譜学への強い関心と自伝の物語性を題材とした作品を制作している。
2014年ベルギー西フランダース州美術賞大賞受賞。以来ロッテルダム国際映画祭(2015・2017年)等で作品を発表、2015年にはモノグラフ出版。
長編デビュー作である「N・P」はFIDMarseille(2020年マルセイユ・フランス)で初公開され、Berwick Film&Media Arts FestivalやUnderdox Munchenをはじめ数多くの映画祭で上映された。個展はこれまでBeursschouwburg(2017年ブリュッセル・ベルギー)とBrakke Grond(2022年アムステルダム・オランダ)で開催。
ベルギー・アントワープのプロダクションEscautvilleのメンバーとして現在は新作映画を制作中。(作品HPより)
https://lisaspilliaert.com/