『ウクライナから平和を叫ぶ』黒井文太郎さん トークイベント〈詳細〉

2023年1月29日(日)

『ウクライナから平和を叫ぶ Peace to You All』トークイベント開催!

2023/1/29(日)
上映/12:00
トークイベント/13:15頃~
ゲスト/黒井文太郎さん
会場/ほとり座 シネマホール
予約/お電話(076-422-0821)・HP〈スケジュール予約〉より受付中

〈作品情報〉
2013年にウクライナで起こった大衆デモ、ユーロマイダンによって、親ロシア派のヤヌコーヴィチ大統領は追放され、親欧米派の政権が樹立された。しかし、ウクライナ東部のドネツク州とルハーンシク州では、ロシアを後ろ盾とする分離主義勢力とウクライナ政府の武力衝突に発展。 分離主義勢力によって14年4月にドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立が宣言される。15年4月、スロバキアの写真家ユライ・ムラヴェツは、ユーロマイダンの中心地だったウクライナ・キエフを出発、分離主義勢力が支配する東部のドネツクに向かう。分離主義勢力が支配する村を取材するムラヴェツに、戦争の悲しみと平和への望みを語る住民たち。クリフリク村最後の住民となった老婆は「プーチンに助けてほしい」と訴える。16年2月、ドネツク人民共和国情報省によって入国禁止ジャーナリストとして登録され、入国できなくなったムラヴェツは、今後はウクライナ支配下の村やウクライナ-ドネツク紛争の最前線マリウポリでウクライナ側の人々の取材を開始する。ドネツク側とウクライナ側の両方の住民に平等に話を聞くことで見えてくる、「繰り返される戦争の理由」とは?


 

黒井文太郎(くろい・ぶんたろう)

1963年生まれ。『軍事研究』特約記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(特にイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。著書に『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日本の情報機関』『日本の防衛7つの論点』、編共著・企画制作に『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作に『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』など。近著に『プーチンの正体』(宝島社)がある。