『天上の花』片嶋一貴監督・寺脇研プロデューサー舞台挨拶〈詳細〉

2023年2月26日(日)

『天上の花』片嶋一貴監督・寺脇研プロデューサー 舞台挨拶登壇が決定!

2023/2/26(日)
上映/10:00
舞台挨拶/12:15頃~
ゲスト/片嶋一貴監督・寺脇研プロデューサー
会場/ほとり座 シネマホール
料金/通常料金(ポイント鑑賞・ご招待券のご利用はできません)
予約/お電話(076-422-0821)・HP〈スケジュール予約〉より受付中

 

〈作品紹介〉
昭和になってすぐのこと、萩原朔太郎を師と仰ぐ三好達治は、朔太郎家に同居する美貌の末妹・慶子と運命的に出会う。たちまち恋に落ちた達治は、結婚を認めてもらうため北原白秋の弟が経営する出版社に就職するが、僅か二ヶ月であえなく倒産。再び寄る辺なき身となった達治は慶子の母に貧乏書生と侮られて拒絶され、失意の中、佐藤春夫の姪と見合い結婚をする。 時は過ぎ、日本が戦争へとひた走る頃、達治の戦争を賛美する詩は多くの反響を呼び、時代は彼を国民的詩人へと押し上げてゆく。しかし、朔太郎とはその戦争詩をめぐって関係が悪化してしまう。昭和一七年、朔太郎は病死。そして四日後には慶子が夫・佐藤惣之助と死別する。昭和一九年、朔太郎三回忌で再会した達治は、慶子に一六年四ヶ月の思いを伝え、妻子と離縁し、慶子を家に迎える。東京に空襲が迫りくる中で、身を隠すように越前三国にひっそり新居を構えた二人には、雪深い冬の過酷な生活が待ち受けていた。純粋な文学的志向と潔癖な人生観の持ち主である達治は、奔放な慶子に対する一途な愛とその裏返しの憎しみが次第に心を蝕んでゆき、二人の愛憎劇は思いもよらぬ結末を迎える……。
「天上の花」とは、一般的に仏教用語で曼珠沙華、彼岸花のことをさすが、三好達治は、その詩のなかで、辛夷の花にその名をつけている。



監督:片嶋一貴

早稲田大学政治経済学部卒。大学在学中の8ミリ映画製作をきっかけに、映画を志す。若松孝二監督作品「我に撃つ用意あり」で若松プロに参加。1995年「クレィジー・コップ 捜査はせん!」で監督デビュー。翌年からプロデューサーとして仕事のフィールドを広げ、サブ監督「ポストマン・ブルース」鈴木清順監督「ピストルオペラ」「オペレッタ狸御殿」など個性的な作品を次々とプロデュースする。一方、「鉄甲機ミカヅキ」「魔弾戦記リュウケンドー」などのTVシリーズも積極的に手がけ、特撮系の作品でも手腕を発揮。2003年映像企画制作会社ドッグシュガーを設立し、自らの監督作品「ハーケンクロイツの翼」を製作。2008年「小森生活向上クラブ」で独自のスタイルを得て新境地を開拓する。つづく2011年「アジアの純真」では、その過激なテーマからロッテルダム映画祭など海外映画祭で物議をかもす一方、「白黒の奇跡」と評される。2012年「たとえば檸檬」2015年「TAP 完全なる飼育」2017年4時間超の長篇大作「いぬむこいり」を監督。2019年初のドキュメンタリー作品「M/村西とおる狂熱の日々」が公開。エッジの効いた映画づくりを続けている。

プロデューサー:寺脇研

1952年福岡市生まれ。元文部官僚。京都芸術大学客員教授。映画評論家。映画プロデューサー。高校時代から映画評論を執筆し、75年から映画評論家として活動。一方、同年文部省(当時)に入省し、官僚時代は「ゆとり教育」の旗ふり役として「ミスター文部省」と呼ばれた。退官後も民間の立場から教育や社会に関する発言や著作を続 けている。著書多数。映画プロデューサーとしては、『戦争と一人の女』(13/井上淳一)を皮切りに『バット・オンリー・ラヴ』(16/佐野和宏)、『子どもたちをよろしく』(20/隅田靖)、『なん・なんだ』(22/山嵜晋平)を製作している。