『劇場版 センキョナンデス』ダースレイダー(監督)・プチ鹿島(監督)五百旗頭幸男さん 舞台挨拶〈詳細〉

2023年2月26日(日)

『劇場版 センキョナンデス』ダースレイダー(監督)、プチ鹿島(監督)、五百旗頭幸男(ドキュメンタリー映画監督) 舞台挨拶登壇が決定!

2023/2/26(日)
上映/16:00~
舞台挨拶/18:00頃〜
ゲスト/ ダースレイダー(監督)・プチ鹿島(監督)・五百旗頭幸男(ドキュメンタリー映画監督「はりぼて」「裸のムラ」)
会場/ほとり座 シネマホール
料金/通常料金(ポイント鑑賞・ご招待券のご利用はできません)
予約/お電話(076-422-0821)・HP〈スケジュール予約〉より受付中

 

〈作品紹介〉
野次馬のつもりだったラッパーと芸人が、安倍元首相銃撃事件の日の選挙戦を記録
選挙とは何か、民主主義とは何か、ジャーナリズムとは何かを問うロードムービー
ロンドンで育ち海外メディアの情報に精通するラッパーのダースレイダー(東大中退!)と、新聞14紙を毎日読み比べしている時事芸人のプチ鹿島(ニュース時事能力検定1 級!)。この異色のコンビが毎週配信する YouTube番組『ヒルカラ ナンデス(仮)』は、二人の絶妙な掛け合いが人気を博し、全国に「ヒルマニア」 というコアなファン層を生み出している。二人が番組のスピンオフとして立ち上げたのが選挙取材企画。2021年の衆院選、2022年の参院選、合計十数人の候補者に突撃取材を敢行した。ドキュメンタリーのお作法などお構いなし、自らも喋りまくり聞きたいことをズケズケ聞いて、相手から思わぬ本音を引き出していくラッパーと芸人。二人の問題意識は、ジャーナリズムにも向けられる。とりわけ自他ともに認める「新聞読みのプロ」であるプチ鹿島には、どうしてもその姿勢を問い質したい新聞社があった。香川県の四国新聞だ。本社に乗り込み、ド正論という刃を突き付ける鹿島vs四国新聞のバトルが始まった。

選挙は祭り!参院選でもヒリヒリする現場を取材しようと二人は大阪に乗り込んだ。その真っ最中に起こった安倍元首相の銃撃事件。ドキュメンタリーは想定外の方向に展開していく。街頭演説を取り止める候補者、敢えて行う者、対応が分かれるなか、ある候補者の取材中に安倍氏の死を知る。事件の真相が分からぬままネット上に飛び交う無責任な言説を憂い、民主主義とは何かという問いへの答えを探す旅となっていった……。



監督:ダースレイダー
パリ生まれ、幼少期をロンドンで過ごす。全国東大模試6位の実力で東京大学に入学するも、浪人の時期に目覚めた ラップ活動に傾倒し中退。2000 年にMICADELICのメンバーとして本格デビュー。日本のヒップホップでは初となるアーティスト主導のインディーズ・レーベル Da.Me.Records の設立など、若手ラッパーの育成にも尽力する。2010年6月、イベントのMCの間に脳梗塞で倒れ、さらに合併症で左目を失明するも、その後は眼帯をトレードマークに復帰。現在はThe Bassons のボーカルの他、司会業や執筆業と様々な活動を積極的に続ける根っからのエンターテイナーとして活躍。

監督:プチ鹿島
時事芸人。新聞14紙を読み比べ、スポーツ、文化、政治と幅広いジャンルからニュースを読み解く。2019年に「ニュ ース時事能力検定」1級に合格。2021年より「朝日新聞デジタル」コメントプラスのコメンテーターを務める。コラム連載は月間17本で「読売中高生新聞」など10代向けも多数。《レギュラー番組》TBS-R「東京ポッド許可局」YBSーR「プチ鹿島の火曜キックス」YBSーR「プチ鹿島のラジオ 19××」

五百旗頭幸男
1978年兵庫県生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。2003年チューリップテレビ入社。スポーツ、県警、県政などの担当記者を経て、16年からニュースキャスター。20年3月退社。同年4月石川テレビ入社。17年に富山市議会の政務活動費不正問題を追ったドキュメンタリー番組「はりぼて~腐敗議会と記者たちの攻防~」にて文化庁芸術祭賞優秀賞、放送文化基金賞優秀賞、日本民間放送連盟賞優秀賞などを受賞。20年、同じく富山市議会の不正を追い続けた映画『はりぼて』を砂沢智史とともに監督し劇場公開。全国映連賞、日本映画復興賞などを受賞した。21年、石川テレビ移籍後に発表したドキュメンタリー番組「裸のムラ」にて地方の時代映像祭選奨を受賞。