『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』寺田和弘 舞台挨拶〈詳細〉

2023年3月11日(土)

『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』寺田和弘監督 舞台挨拶が決定!

2023/3/11(土)
上映/19:20~
舞台挨拶/21:30頃〜
ゲスト/ 寺田和弘 監督
会場/ほとり座 シネマホール
料金/通常料金(ポイント鑑賞・ご招待券のご利用はできません)
予約/お電話(076-422-0821)・HP〈スケジュール予約〉より受付中

〈作品紹介〉
「あの日、何があったのか」「事実と理由が知りたい」
親たちの強い思いが、10年にわたる唯一無二の記録となった。

2011年3月11日に起こった東日本大震災で、宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ、全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は未だ行方不明)と10人の教職員が亡くなった。地震発生から津波が学校に到達するまで約51分、ラジオや行政防災無線で津波情報は学校側にも伝わりスクールバスも待機していた。にもかかわらず、この震災で大川小学校は唯一多数の犠牲者を出した。この惨事を引き起こした事実・理由を知りたいという親たちの切なる願いに対し、行政の対応には誠意が感じられず、その説明に嘘や隠ぺいがあると感じた親たちは真実を求め、石巻市と宮城県を被告にして国家賠償請求の裁判を提起した。彼らは、震災直後から、そして裁判が始まってからも記録を撮り続け、のべ10年にわたる映像が貴重な記録として残ることになっていく。


 

監督:寺田 和弘

1971年神戸市出身。
1990年神戸高塚高校卒業。1999年から2010年までテレビ朝日「サンデープロジェクト」特集班ディレクター。シリーズ企画「言論は大丈夫か」などを担当。2011年から所属する番組制作会社パオネットワークで、主に社会問題を中心に番組制作を行う。近年はアイヌの“先住権”問題の取材に取り組んでいる。受賞作に「シリーズ言論は大丈夫か~ビラ配り逮捕と公安~」(テレビ朝日・ABC サンデープロジェクト、2006年JCJ賞)、「DNA鑑定の闇~捜査機関“独占”の危険性~」(テレビ朝日、2015年テレメンタリー年間最優秀賞・ギャラクシー賞奨励賞)がある。本作『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』が、長編ドキュメンタリー映画初監督作品となる。