『にわのすなば』監督舞台挨拶《詳細》

2024年3月31日(日)

『にわのすなば』監督:黒川幸則 舞台挨拶

日程:3/31(日), 12:30〜上映後

登壇者:黒川幸則(監督)、黒川由美子(プロデューサー)、新谷和輝(出演)

 

-友達の誘いで知らない町、十函(とばこ)にアルバイトの面接に訪れたサカグチは、仕事内容の理不尽さにバイトを断って家に帰ろうとする。しかし、なぜかすんなり帰ることができず、町をさまようなかで謎めいた出会いと別れを繰り返す。
かつて鋳物工業で栄え、現在も工場街のある埼玉県川口市の領家で撮影が行われ、時代の変遷の中で失われつつある都市近郊の風景の痕跡を、さまよい歩く主人公の姿を通して映し出す。

黒川幸則 監督:

1970年、三重県出身。チャップリンが好きで8ミリ映画を撮り始める。早大シネマ研究会に所属、滝田ゆう原作『ラララの恋人』を撮る。卒後、鎮西尚一、常本拓招、山岡隆資ほか多数の監督の現場につき、1997年『淫乱生保の女』で監督デビューを果たす。監督作は他に『火照る姉妹』『夜のタイ語教室』『ある歯科医の異常な愛』『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』がある。