『能登デモクラシー』舞台挨拶(ご予約はこちら)

2025年6月7日(土)

町を変えるのは、政治、メディア、それから

能登半島の中央に位置する石川県穴水町。人口は7000人を下回り、若者と高齢者の数がともに減りゆく「人口減少の最終段階」に入っている。コンパクトシティを推進する町の中心部から悪路を進んだ限界集落に暮らす元・中学校教師の滝井元之さん。2020年から手書きの新聞「紡ぐ」を発行し、利益誘導型の政策や町の未来に警鐘を鳴らし続けている。穏やかな穴水湾をのぞむこの町の伝統漁法「ボラ待ちやぐら」。我慢強さは町民性ともいえるが、滝井さんはこう記す「何もしなければ、何も変わらない」。石川テレビのクルーは市井からの眼差しにローカルメディアの存在意義を重ねながら、惰性と忖度蔓延る役場と町議会の関係の歪さを浮き彫りにしていく。


◆舞台挨拶日時 6月7日(土) 12時05分の回(上映後)

◆会場 ほとり座シネマホール
(富山県富山市総曲輪三丁目 3-16 ファッションビル4階)


 

◆登壇者

監督 / 五百旗頭幸男さん

プロフィール

1978 年兵庫県生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。2003 年チューリップテレビ入社。スポーツ、県警、県政などの担当記者を経て、16 年からニュースキャスター。20 年 3 月退社。同年 4 月石川テレビ入社。

ディレクター作品に「異見~米国から見た富山大空襲~」(16/チューリップテレビ/ギャラクシー賞奨励賞・日本民間放送連盟賞優秀)、冬季は閉鎖されている立山黒部アルペンルートの通年営業化計画を検証した「沈黙の山」(18/チューリップテレビ/ギャラクシー賞選奨・日本民間放送連盟賞優秀)など。富山市議会の政務活動費不正問題を追った「はりぼて~腐敗議会と記者たちの攻防~」(16/チューリップテレビ)で文化庁芸術祭賞優秀賞、放送文化基金賞優秀賞、日本民間放送連盟賞優秀などを受賞。20 年、同じく富山市議会の不正を追い続けた『はりぼて』を砂沢智史とともに監督し劇場公開。全国映連賞、日本映画復興賞などを受賞した。

21 年、石川テレビ移籍後に発表した「裸のムラ」で地方の時代映像祭選奨を受賞。22 年、「日本国男村」で日本民間放送連盟賞最優秀を受賞。同年、両作品を基にした監督作、『裸のムラ』を劇場公開。24 年、「能登デモクラシー」でギャラクシー賞入賞。本作『能登デモクラシー』が劇場公開 3 作目。

富山市議会政務活動費不正受給問題の取材で菊池寛賞、日本記者クラブ賞特別賞、JCJ 賞、ギャラクシー賞大賞を受賞。著書に「自壊するメディア」(講談社、共著)、「富山市議はなぜ 14 人も辞めたのか~政務活動費の闇を追う~」(岩波書店、共著)。


 

チケット販売概要

  • 一般:2,000円
  • 会員・シニア・学生・障がい者:1,500円
  • 高校生以下:1,000円
  • 未就学児:無料

※ペア50割、月曜サービス、協賛金券、ポイント、インビテーションは適用外
※ムビチケのご利用はできません


 

◆ご予約

イベント上映のため、ご予約のお客様が優先となります。
参加をご希望のお客様は、下記の内容をご明記のうえ、メールにてご予約をお願いいたします。

宛名:6月7日、能登デモクラシー
本文:お名前、人数

メールアドレス:  hotoriza@siminplaza.co.jp

(C)石川テレビ放送

『能登デモクラシー』

監督:五百旗頭幸男
2025/日本/1時間41分