幸せなひとりぼっち

2017年1月14日(土)

shiawase_na_hitori

スウェーデン作家による大ベストセラー小説の映画化『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(09)の成功を受けて、ハリウッドでのリメイク『ドラゴン・タトゥーの女』(11)が製作され世界的ヒットを飛ばした。同国の女優のアリシア・ヴィキャンデルが『リリーのすべて』(16)で第88回アカデミー賞®助演女優賞を受賞するなど、世界的に注目される存在となったスウェーデン映画界。
そんな中、スウェーデンの人気小説家フレドリック・バックマンによるデビュー作の映画化が、この『幸せなひとりぼっち』。12年に発表後、瞬く間に30ヶ国以上で翻訳され、200万部以上も出版されており、日本でも10月に発売が決定。希望を見出せなくなった頑固な老人が、新しい隣人を迎えいれることで再び生きる希望に恵まれ、自分の人生を見つめ直していく姿をユーモラスかつ詩情たっぷりに描くヒューマンドラマだ。