空族と一緒に『ハッパGoGo』を観よう!<詳細>

2020年8月16日(日)

『ハッパGoGo 大統領極秘指令』上映後、空族の富田克也さん・相澤虎之助さんによるトークイベントを開催!

2020/8/16(日)
会場/ほとり座 シネマホール
上映/13:00~
トークイベント/14:30頃~
(トークイベントのみ参加可能)

ご予約はコチラ https://hotori.jp/schedule

 

<作品紹介>

大麻の合法化という世界初の政策から生じた問題を解決するため、ある極秘ミッションを託された母と息子の奮闘を痛快に描いたウルグアイ映画。南米ウルグアイで大麻合法化案が議会で承認された。世界初となるこの試みに、当時の大統領ホセ・ムヒカは「密輸業者を打倒するための大いなる実験だ」と、1グラム1ドルで薬局での大麻販売を発表する。薬局店を営むアルフレドは、この商機を生かして大麻入りブラウニーを販売し、時の人となるが、大麻の入手先が密輸業者からであることが発覚し、逮捕、収監されてしまう。大麻を合法化したものの、ウルグアイ国内に大麻がないことに気づき、国民の不満が爆発していることに危機感を覚えた大統領は、アルフレドに釈放と引き替えにあるミッションを命じる。それはアメリカにわたり、大麻の供給ルートを探すという前代未聞の計画だった。アルフレドは母親とともに、目標である大麻50トンの入手をめざしてアメリカ国内を行脚するが……。質素な暮らしぶりから「世界でもっとも貧しい大統領」として話題となったホセ・ムヒカが本人役で友情出演。

 

監督:富田 克也(とみた かつや)

1972年、山梨県生まれ。2003年に中上健次、柳町光男に多大な影響を受け制作に4年を費やした処女長編『雲の上』、2007年に地方都市のロードサイドに生きる荒んだ若者を描いた『国道20号線』を発表。続いて、寂れゆく日本経済を背景に、肉体労働者、移民、そしてヒップホップをテーマに制作した『サウダーヂ』(’11)ではナント三大陸映画祭グランプリ、高崎映画祭最優秀作品賞、毎日映画コンクール優秀作品賞&監督賞をW受賞など数々の賞に輝いた。その後、タイおよびラオスにて長期滞在制作を行った『バンコクナイツ』(’16)は、ロカルノ国際映画祭など世界中の約30の海外映画祭に招待。国内では、第72回「毎日映画コンクール」にて監督賞、音楽賞をW受賞。その年の「キネマ旬報ベスト10」では6位に選出された。
そして最新作となる『典座 -TENZO-』が、2019年度のカンヌ国際映画祭 批評家週間「特別招待部門」に選出。既にフランスの全国公開が決まっており、2019年秋に150館以上で公開される予定だ。

 

撮影:相澤 虎之助(あいざわ とらのすけ)

1974年埼玉県生まれ。早稲田大学シネマ研究会を経て空族に参加。監督作、『花物語バビロン』(’97) が山形国際ドキュメンタリー映画祭にて上映。『かたびら街』(’03)は富田監督作品『雲の上』と共に7ヶ月間にわたり公開。空族結成以来、『国道20号線』(’07)、『サウダーヂ』(’11) 『チェンライの娘』(’12)『バンコクナイツ』(’16)『典座 -TENZO-』(’19)と、富田監督作品の共同脚本を務めている。自身監督最新作はライフワークである東南アジア三部作の第2弾『バビロン2-THE OZAWA-』(’12)。