『VIDEOPHOBIA』宮崎監督・boid 樋口泰人さんリモート舞台挨拶〈詳細〉

2021年1月14日(木)

『VIDEOPHOBIA』
宮崎大祐監督・boid 樋口泰人さんの舞台挨拶が決定!
※コロナウイルス感染症拡大のため、リモート舞台挨拶に変更となりました。

2021/1/10(日)
上映:15:00~ 舞台挨拶:上映後(16:40頃)
※大雪のため、日程が変更となりました。
2021/1/14(木)
上映:19:30~ リモート舞台挨拶:上映後(21:00頃)

会場/ほとり座 シネマホール

【ご予約は、HPまたはお電話にて】

 

〈作品紹介〉

東京で女優になるという夢破れて故郷・大阪のコリアンタウンに帰って来た29歳の愛はそれでも夢をあきらめきれず、実家に住み、バイトをしながら演技のワークショップに通っていた。そんなある日愛はクラブで出会った男と一晩限りの関係をもつ。数日後、愛はその夜の情事を撮影したと思われる動画がネット上に流出していることに気づく。そしてすぐに男の家を訪れるが、愛は何も言い出せない。その後も連日、その夜のものと思われる動画がネット上に投稿される。もう一度男の家を訪れた時、すでにもぬけの殻だった。自分のものとは断言できないが拡散し始める映像に、愛は徐々に精神を失調し始める――。

 

宮崎大祐 (みやざき だいすけ)

1980年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、映画美学校を経てフリーの助監督として活動。2011年、初の長編作品『夜が終わる場所』を監督。サンパウロ国際映画祭、トランシルバニア国際映画祭など世界中の国際映画祭に出品され、トロント新世代映画祭では特別賞を受賞する。2013年にはイギリス・レインダンス国際映画祭が選定した「今注目すべき日本のインディペンデント映画監督七人」に選ばれる。長編第二作『大和(カリフォルニア)』はタリン・ブラックナイト映画祭など様々な国際映画祭に出品され、VarietyやHollywood Reporterなど国際的に影響力のあるメディアでも絶賛された。シンガポール国際映画祭との国際共同制作である長編第三作『TOURISM』は昨年全国公開され、話題となった。

 

樋口泰人(ひぐち やすひと)

1957年山梨県生まれ。『キネマ旬報』『エスクァイア』『スイッチ』『スタジオボイス』などに批評やレビューを執筆。90年代は『カイエ・デュ・シネマ・ジャポン』の編集委員、その後編集長をへて、ビデオ、単行本、CDなどを製作・発売するレーベル「boid」を98年に設立した。04年から、東京・吉祥寺バウスシアターにて、音楽用のライヴ音響システムを使用しての爆音上映シリーズを企画・上映。08年より始まった「爆音映画祭」はバウスシアター閉館後も、全国で展開中。2020年、より小さな動きと声を伝える新レーベル「Voice Of Ghost」を立ち上げた。著書に『映画は爆音でささやく』(boid)、『映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか』(青土社)、編書に『ロスト・イン・アメリカ』(デジタルハリウッド)など。最近の主な配給作品に『PARKS パークス』『遊星からの物体X』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン•ザ・ウェスト』など。宮崎大祐監督『VIDEOPHOBIA』、瀬田なつき監督『ジオラマボーイ・パノラマガール』の公開が控えている。

<boid>http://www.boid-s.com/ <爆音映画祭>http://www.bakuon-bb.net/