『野火』塚本晋也監督リモート舞台挨拶〈詳細〉

2021年8月22日(日)

『野火』塚本晋也監督
リモート舞台挨拶登壇が決定!

2021/8/22(日)
上映:12:40~ リモート舞台挨拶:上映後(14:20頃)
会場/ほとり座 シネマホール

ご予約は、HPまたはお電話にて

 

〈作品紹介〉

1959年に市川崑により映画化された大岡昇平の同名小説を塚本晋也の監督、脚本、製作、主演により再び映画化。日本軍の敗北が濃厚となった第二次世界大戦末期のフィリピン戦線。結核を患った田村一等兵は部隊を追放され、野戦病院へと送られる。しかし、野戦病院では食糧不足を理由に田村の入院を拒絶。再び舞い戻った部隊からも入隊を拒否されてしまう。空腹と孤独と戦いながら、レイテ島の暑さの中をさまよい続ける田村は、かつての仲間たちと再会する。戦場という異常な空間で極限状態に追い込まれた人間たちが描かれる。共演にリリー・フランキー、俳優デビュー作の「バレット・バレエ」以来の塚本監督作品への参加となるドラマーの中村達也。

監督:塚本晋也(つかもと しんや

1960年1月1日、東京・渋谷生まれ。14歳で初めて8ミリカメラを手にする。87年「電柱小僧の冒険」でPFFグランプリ受賞。89年「鉄男」で劇場映画デビューと同時に、ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞。主な作品に、「東京フィスト」、「バレット・バレエ」、「双生児」「六月の蛇」「ヴィタール」「悪夢探偵」「KOTOKO」「野火」など。製作、監督、脚本、撮影、照明、美術、編集などすべてに関与して作りあげる作品は、国内、海外で数多くの賞を受賞。北野武監督作「HANA-BI」がグランプリを受賞した97年にはベネチア映画祭で審査員をつとめ、05年にも2度目の審査員としてベネチア映画祭に参加している。俳優としても活躍。監督作のほとんどに出演するほか、他監督の作品にも多く出演。「とらばいゆ」「クロエ」「溺れる人」「殺し屋1」で02年毎日映画コンクール男優助演賞を受賞。「野火」で15年、同コンクールで男優主演賞を受賞。その他に庵野秀明「シン・ゴジラ」、マーティン・スコセッシ監督「沈黙ーサイレンスー」など。他、ナレーターとしての仕事も多い。