『のさりの島』山本起也監督・水上竜士さん舞台挨拶〈詳細〉
2021年9月20日(月)
『のさりの島』山本起也監督・水上竜士さん
舞台挨拶登壇が決定!
2021/9/19(日)
上映:12:05~ 舞台挨拶:14:25頃
ゲスト:水上竜士さん
会場/ほとり座 シネマホール
2021/9/20(月・祝)
上映:12:05~ 舞台挨拶:14:25頃
ゲスト:山本起也監督・水上竜士さん
会場/ほとり座 シネマホール
ご予約は、HPまたはお電話にて
〈作品紹介〉
熊本県天草を舞台にオレオレ詐欺の若者と老女の奇妙な生活を描いたドラマ。熊本県天草の寂れた商店街にオレオレ詐欺の旅を続ける若い男が流れ着いた。老女の艶子は、その男を孫の将太として招き入れ、艶子のあたたかい対応に若い男はいつの間にか艶子と奇妙な共同生活を送り、将太としての嘘の時間に居場所を見つけていく。地元FM局のパーソナリティを務める清らは、昔の天草の8ミリ映像や写真を集め、商店街の映画館で上映会を企画し、将太も上映会の企画チームのメンバーにされてしまう。かつての賑わいのあった頃の天草・銀天街の痕跡を探す中、艶子の持っていた古い家族アルバムに、将太は一枚の写真を見つける。若者役を藤原季節、老女役を本作が遺作となった原知佐子がそれぞれ演じる。監督は「カミハテ商店」の山本起也、「おくりびと」脚本で知られる小山薫堂がプロデューサーを務めた。
監督:山本起也(やまもとたつや)
1966年生まれ、静岡県出身。無名の4回戦ボクサーたちの姿を6年にわたり追った長編ドキュメンタリー映画『ジム』(03)、90歳になる実の祖母の「住み慣れた家の取り壊し」をモチーフにした第2作『ツヒノスミカ』(06)などのドキュメンタリーを発表。『ツヒノスミカ』で、スペインの国際ドキュメンタリー映画祭 PUNTO DE VISTA ジャン・ヴィゴ賞(最優秀監督賞)を受賞する。2012年、初の劇映画『カミハテ商店』(出演・高橋惠子 寺島進ほか)を監督。同作は島根県隠岐郡海士町の全面支援のもと撮影され、第47回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭でメインコンぺ部門12作品の1本に選ばれた。京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)映画学科で、プロのスタッフと学生による映画製作プロジェクト「北白川派」を推進。『のさりの島』はその第7弾にあたる。
堀川健一役:水上竜士(みずかみりゅうし)
1964年12月26日生まれ、富山県出身。状況劇場・劇団唐組を退団後、映画界に進出する。主な出演作に、『カミハテ商店』(12/山本起也監督)、『千年の愉楽』(13/若松孝二監督)、『正しく生きる』(13/福岡芳穂監督)、『タロウのバカ』(19/大森立嗣監督)、『嵐電』(19/鈴木卓爾監督)、大河ドラマ『青天を衝け』(21年)などがある。