『MEMORIA メモリア』空族 ミニトーク〈詳細〉

2022年6月12日(日)

『MEMORIA メモリア』公開記念
アピチャッポン監督とも親交の深い、映像制作集団「空族」富田克也さん・相澤虎之助さんをお招きし、アピチャッポン監督作品についてトークを開催!

2022/6/12(日)
トーク/16:00~
上映/16:30頃~『MEMORIA メモリア』
ゲスト/映像制作集団「空族」富田克也さん・相澤虎之助さん
会場/ほとり座 シネマホール

〈作品紹介〉
「ブンミおじさんの森」などで知られるタイの名匠アピチャッポン・ウィーラセタクンが「サスペリア」のティルダ・スウィントンを主演に迎え、南米コロンビアを舞台に撮りあげ、2021年・第74回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞したドラマ。とある明け方、ジェシカは大きな爆発音で目を覚ます。それ以来、彼女は自分にしか聞こえない爆発音に悩まされるように。姉が暮らす街ボゴタに滞在するジェシカは、建設中のトンネルから発見された人骨を研究する考古学者アグネスと親しくなり、彼女に会うため発掘現場近くの町を訪れる。そこでジェシカは魚の鱗取り職人エルナンと出会い、川のほとりで思い出を語り合う。そして1日の終わりに、ジェシカは目の醒めるような感覚に襲われる。


 

富田克也
1972年山梨県生まれ。2003年に発表した処女作、『雲の上』が「映画美学校映画祭2004」にてスカラシップを獲得。これをもとに制作した『国道20号線』を2007年に発表。『サウダーヂ』ではナント三大陸映画祭グランプリ、ロカルノ国際映画祭独立批評家連盟特別賞を受賞。

相澤虎之助
1974年埼玉県生まれ。『国道20号線』『サウダーヂ』『チェンライの娘』『バンコクナイツ』『典座』など富田監督作品の共同脚本を務めている。監督作に『バビロン2 THE OZAWA』など。瀬々敬久監督と共同脚本を務めた『菊とギロチン』で、キネマ旬報ベスト・テン日本映画脚本賞を受賞。